目じりのシワ~目じりのシワは笑い過ぎでできるのか
笑うのはいいことだけど、目じりに笑いジワができるのはいや!
大丈夫です。
“笑トレ”で顔の筋肉を鍛えながら笑えば、シワにはなりませんし、今できているシワも薄くなるはず!
シワに有効な笑いの体操をご紹介します。
▼こちらも合わせてご覧ください。目の下のたるみ解消
1.そもそもシワってなんでできるの?
シワの原因は、さまざまです。主な原因は、
肌の弾力低下
皮膚は「表皮」、「真皮」、「皮下組織」と何層にもなっています。真皮には、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸など肌の弾力を支える成分があります。このような弾力成分が紫外線や加齢の影響で減少すると、タルミがでてきて、皺になります。
乾燥(肌の水分保持力の低下)
年齢が高くなるほど、乾燥による肌表面のカサつきからできる、ちりめん状や線状のシワができます。放置すると、シワの数が増え、シワ同士がつながり、大きなシワの原因になります。 気温や湿度が低くなればなるほど、乾燥しやすくなるので、気を付けましょう。
紫外線
肌老化の80%は紫外線によるものと言われているほど、シワにも紫外線は大敵です。紫外線でシミ・そばかすのもととなるメラニン色素が増えることは知られていますが、紫外線を浴びると“シワのたまご”ともいわれる「ゼラチナーゼ」という酵素も発生し、コラーゲンを変性させてしまうため、将来のシワの発生率を高めてしまうそうです。
加齢による女性ホルモン量の低下
女性ホルモンの減少もまた、肌の弾力を保つコラーゲン繊維やエラスチン線維の変性による機能低下、皮脂分泌減少による肌の乾燥などを招き、それが原因でシワやたるみを進行させます。
2.笑い過ぎたらシワになる!?
笑うと大きく表情筋を動かすので、深い笑いジワができてしまいそう!
そう思います。
しかし、「笑い」だけでは、シワはできません。もしかしたら、ずっと同じ笑顔で、表情筋を動かさなかったら、シワになるかも知れません。
「ハハハハ」と声を出すと、むしろ、笑うことで血液循環が確保されるので、シワになりにくくなるといいます。また、シワができていても、薄くなります。
たくさんある顔の毛細血管の血液循環が良くなることで、栄養が運ばれ、代謝がよくなるからです。
笑いとトレーニングを組み合わせた「笑トレ」で、目の周りの固くなった筋肉をほぐし、目の周りの筋膜を緩め、眼輪筋を鍛えていきましょう。
3.シワに効く笑トレ
笑いジワは、目じりにできるシワです。
年齢を重ねると、だんだん気になります。眉間のシワより笑いジワの方がチャーミングだと言われても、やっぱり何とかしたい。
目じりのシワは、目の周りの筋肉が固くなっていることが原因ですが、そのあたりは逃避とつながっているので、同時に側頭筋を丁寧にゆるめていきます。
その後、目じりのシワを伸ばす笑いをひとつやります。
3-1.シャンプー笑い
- 4本の指を耳の上あたりにあて、上下に揺らしながらシャンプーをするようにハハハハ。しばらく笑ったら、さらに上、さらに上、と繰り返します。
- 1~2分続けて頭頂部あたりまで続けてやりましょう。目の疲れも取れてとても気持ちがいいです。余裕があれば、後頭部までやってもいいですね。
3-2.目に染みる臭い笑い
- ものすごく臭い匂い!目まで染みてくるという想定の笑いで、まばたきをするのが特徴です。
- 臭くて鼻をつまむのは、小鼻のあたりですが、この笑いの体操では鼻の一番上の部分。ちょうど、目頭のあたりを片手でつまみます。
- 反対の手を、目尻から45度で髪の生え際に線を結んだちょうど中間ぐらいの位置を指でつまみ上げ、45度の方向に引っ張ります。
- まばたきをしながら、ハハハハと笑います。
★本日紹介の記事の体操をまとめた動画も制作中!アップまでもうしばらくお待ちください。
笑う表情で、笑いジワができるのですが、そこを伸ばしていくことで、効果的な笑いの体操ができます。
目の周りの筋肉を鍛えるという意味では、以前にご紹介した『目の下のたるみ解消笑トレ5選』も合わせてやると、より大きな効果が期待できます。
4.まとめ
目じりのシワは、目の下のタルミと同じように、目の周りの繊細な筋肉の酷使や加齢による衰えでできてきます。
しっかりと、細かいところに栄養が行き渡るよう、笑トレで表情筋を動かしましょう。どんな体操でもOKです。
ホッホッ・ハハハの掛け声や元気ポーズも、いつも以上に意識して表情筋を動かしてみてください。
笑トレだけではなく、以下のことも気を付けましょう
紫外線対策をする
夏だけではなく、1年中対策をする必要があるようです。
保湿
朝の洗顔後だけではなく、お風呂上りもすぐに水分を奪われるのでなるべく早く保湿するのが良いそうです。
睡眠と栄養
お肌を守る基本は、良い睡眠と栄養です。規則正しい生活と、たっぷりのタンパク質・ビタミン・ミネラルと、適度の脂質を取りましょう。
朝の笑トレ
繊細な小さな筋肉ですから、動かしてすぐに効果がでるものではありません。毎日コツコツが一番大事です。
まずは、2週間続けてください。
笑いの習慣をつけるためには、朝10分間の朝の笑トレを習慣にし、それに続けて今回の笑いの体操2種をやってみてください。
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