毎日笑えば明日が変わる ー笑いヨガと私ー

ルナ会は、オンラインサロン笑い道の月例会で、メンバーの笑いヨガとのかかわりなどのお話を聞いたり、ワークショップなどを開催しています。今回は3月の話題提供者、佐野ふみ子さんのお話を笑い人としてまとめました。

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この度は、ルナ会の話題提供者にご指名ありがとうございます。
私は退職してから10年以上立経っていますが、これからやりたいこともあり、過去を振り返るような時期ではないと思っていました。

しかし、ルナ会の話題提供者としてお声がけいただいた機会に振り返ってみると、過去やってきたこと、それから今からやろうとしていることが1本道に感じられ、自分自身の中でとてもスッキリと腹に落ちた発見もありました。この機会をいただけたこと、感謝します。

 

毎日笑えば明日が変わるー笑いヨガと私ー

1.目の前の道を歩くと、笑いヨガと出会った

40年間福祉の仕事をしてきて、2009年3月に社会福祉事業団を退職しました。

仕事は完全にやめて好きなことをしようと思っていました。しかし、ありがたいことに勤務先から好きなことを好きなだけでいいから、続けて働くよう依頼がありました。

退職したらボランティアをやりたいと思っていたので、週3回だけの勤務にしていただき、残り2回はボランティアやら家族のために時間を使うことにし、その後3年間務めました。

まず、知的障がいの生活支援施設でヨガを教えるボランティアをしました。

たまたまテレビで笑いヨガを見て興味を持ったら、10月に広報で笑いヨガがあることを知り体験し、12月には東京に行って日本笑いヨガ協会の笑いヨガリーダー養成講座を受講し、笑いヨガリーダーになりました。

そして、その月から勤務先や老人施設等で、笑いヨガをやってみたのです。

アンテナを立てた瞬間、面白いほど情報が入ってきて行動につながることがわかりました。

 

2.笑いヨガ三昧の日々が続く

ボランティアとして、笑いヨガをやってはいましたが、自分の笑いクラブを作ったのは、2012年3月に退職した後です。
5月から始めたので、ちょうど2022年で丸10年になります。

10年ずっと来ている人もいます。

人間年齢が高くなってから変わるのは難しいと思うのですが、笑いヨガに来ている人は、変化しています。

10年間参加されている方は、家で毎朝 ご主人と笑いヨガをしています。
そのご主人が90代になった時、デイサービスを利用するようになりました。
いつもニコニコ機嫌良く行く事や、職員さんからも「話しかけやすい」 と言われたけど、これも笑いヨガのお陰だねと喜んでいました。

私は、地域で月に2回のクラブを4か所と、月1回のクラブを3か所やっています。

また、夏・冬・春の長期休みの際は学童保育の子どもたちと、一緒に笑います。

いつか車の運転ができない日も来るはずですが、そのときまでに地域とちゃんとつながっていることができれば、安心です。

幸い、浜松市は2020年春からのコロナ禍でも、第1回の緊急事態宣言のときを除いて普通に会場が使えたことは、ありがたかったです。

 

3.絵の投稿でわらしべ長者物語が始まった

 2020年12月5日から、私はわらしべ長者になった気分です。

私は笑いクラブを始めてから、ずっと皆さんにお渡しする「おたより」を作ってきました。
季節の話題や笑いの体操、ちょっとした気づきなどをA4用紙1枚にまとめ、コピーしたものをみんなに渡していました。

そこに、自分でイラストを描いていました。
また、日記を絵で描いていたりもして、気に入った絵をスマホで撮影し、仲間にLINEで送っていたりしました。

人様に観てもらうような絵ではないのですが、Facebookに出せと背中を押してくれる友人がいて、12月15日に初めてその絵をFacebookの「友達限定」でそっと公開してみたのです。

すると、その絵を見てオンラインサロン笑い道を主宰する高田佳子さんから、もっとたくさんの人に見てもらえるよう、「全体公開」にしたらと言ってもらえたのですが、恥ずかしいのでお断りしました。すると、オンラインサロン笑い道のメンバーに見せて欲しいと言われ、オンラインサロン笑い道のFacebookグループに投稿し始めました。

笑いクラブでやったことや、朝の笑トレでやった笑いの体操等を描いています。

皆さんからとても良い反応をいただきました。

そして、それを見たオンラインサロン笑い道の仲間でもある、松岡千恵子さんからその絵を使ってカレンダーを作っていただきました。
彼女は、笑いクラブができない間、メンバーの方々にそれを配ってやってもらいたいということで、年末カレンダーを作り始めたところだったのです。

そして、2022年用には365日毎日の絵が入ったカレンダーも作ってもらい、そのカレンダーは私のクラブの方々にもお配りしました。

2022年3月25日現在、443のイラストを描いています。

オンラインサロン笑い道のメンバーは全国各地から集まっているので、実は、直接会ったことがない方が多いのですが、毎日投稿している絵に対して、「いいね」やコメントをいただいて、後押ししてもらっています。

 

ある時、Zoomでの笑いクラブで、10分間のリードにチャレンジさせていただきました。

そこで紹介した「納豆の歌」が好評で、ウィークエンドライブで「手遊び歌」の回を設けていただき、サロンメンバーの皆さんに紹介できました。

子どもプロジェクトにも誘っていただき、子どものお口の笑トレを一緒につくるために、一緒に子どもの口腔機能について学んだりしました。
これは、私のこれからやると決めていることに、とても役に立つのです。

こうやって、絵を1枚投稿したことから、次々に活動が広がり、またその過程で学んだことが、未来につながることに、ワクワクしています。

そして、気持ちが太くなりました。

もう、「私の絵なんて見てもらう価値があるのかしら」とか考えないです。
行動すると、どんどん望ましい方向に動いていく。それが、よくわかるこの頃です。

 

4.私の笑いヨガ!

さて、2020年12月に絵をオンラインサロンで投稿し始め、いろいろな人から褒めてもらい私自身のチャレンジ精神が大きくなり、それがとても幸せだと思います。

つくづく、初めの一歩が大事なのだと思います。

笑いクラブでは、みんなが一緒にいて、時間を共有している空間をつくることを大切にしています。

「あー、おもしろかった」「元気になった」「また来るね」といって場を去るときの皆さんの言葉と顔が、自分自身がワクワクするエネルギーになっています。

自分自身が主人公になれるのが、笑いヨガです。

ワクワクし、それぞれの人が輝く瞬間があるのです。
その瞬間をとらえ、楽しくなる方向に持っていくのが、笑いクラブの主宰者の役割だと思っています。

やっているうちに空気がワーッと変わったと感じる瞬間があるのですが、その瞬間をとらえられるよう、セッションをリードしています。

 

5.一人一人を大切にする

笑いヨガを始めて、もう13年になります。

今は、朝の笑トレ等があるので毎日欠かさず笑いヨガをしていることになります。

学んだことや、日々インプットしたことを、アウトプットしています。

絵がうまいわけでもありませんが、やってきたからだんだん描けるようになってきたと思います。

10年間描き続けてきたからできるのですが、それも受け取ってくれる人がいると意識したから、描き方が変わったと思います。

長いと言えば、42年間福祉の仕事をしました。

昔、成人の日に「青年の主張」という番組がありました。
母が養護施設で寮母さんとして働く人の主張を聞き、涙を流しながら「あなたも人の役に立つ仕事をするといいね」と言ったことが、なぜかずっと印象に残っていました。

新潟の出身ですが、愛知県の日本福祉大学を卒業後、2年間東京で医療ケースワーカーの仕事をしました。
たまたま遊びに来た浜松でご縁をいただき、時代や福祉行政の変化の中で、仕事をしてきました。
障がいのある子どもたちとのかかわりが主でした。

信念で続けたというより、現場で働く中で「こんなことしたいよね」「どうしたらできるだろう」とみんなで試行錯誤の日々だったと思います。

目の前の一人一人の子どもを大切にし、できることが増えるよう、支援をしていこうと考え、関わっているうちに、子どもがどうしたら輝くのか、個性をどうやったら伸ばせるのかも、少しずつ身についてきたのだと思います。

 

6.これから

1月に、オンラインサロン笑い道で2022年を計画するワークショップがありました。

私は長年障がい児と接してきたので、笑いヨガでも子どもと遊べる場が増えればよいと思いました。

すると、話がトントン拍子に進み、6月12日に第1回のイベントを開催できることになりました。会場である、ふれあいセンターの所長が理解してくれ、会場を借りられるので、定期開催の予定です。

子どもたちのためというのはもちろんですが、親同士がおしゃべりしたいのです。親のコミュニケーションの場を作っていきます。

一緒にやる方は、言語聴覚療法士と保育士です。その方面からの子どもの支援に長けた方で、他にも協力者がたくさんいて、これからが楽しみです。

 

7.地域で生きる

私は笑いヨガやその他いろいろ動いていますが、今は、基本車の運転をして出かけます。

しかし、いつか車の運転ができなくなる日は必ず来ます。

その時にどうするかを考えていかなければなりません。

笑いクラブを10年やっていると、75歳でやり始めた人も85歳になっているのです。
亡くなられた方もいれば、施設に入った方もいます。笑いヨガは、生活の一部です。

家でいられる限り、穏やかに安心して暮らせることが大事です。

だから、自分の住む地域の近所の公会堂の活動を、笑いヨガから拡大させた活動にしていきます。

私は笑いヨガが得意なので、笑いヨガを提供します。

他にお花の先生もいるし、お料理が得意な人もいます。

お互いが特技を出し合い、助け合い、笑いあうグループを作って、みんなで縁台に並んで一緒にお茶を飲み、笑っていられたらいいなと思っています。

初めの一歩から、ずっと続く道を歩きながら、笑っていたいです。

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